商品説明
【夏季醸造0段仕込み】
室町時代の1355年の「御酒之日記」に記された、菩提山正暦寺の技法を参考にした夏季0段仕込みです。
現代日本では完全に忘れ去られた夏季醸造の技術で醸された稀有な日本酒。
真夏に発酵温度が30度を超える高温条件下で進める醸造法。
江戸時代に日本酒造りが冬季醸造に移行したため、姿を消してしまった技術です。
水端では一切の冷却装置を用いず、外気の影響を大きく受ける酒造りをしています。
そのため時期や天候にも大きく影響を受けます。それらの違いによる味わいも水端の魅力の一つです。
醪初期は高い温度経過により糖化が優先に進んだため、お米由来の甘さをしっかり感じるお酒となりました。
醪後期は時期を遅らせたため、外気温が下がり、穏やかな発酵となりました。
前年より発酵日数を伸ばすことができ、酵母により造り出される有機酸な豊かな香りが表現できました。
現代の完璧に温度管理された中で造られるお酒とは真逆の製法で造られたお酒。この醸造法を用いているのは油長酒造だけです。
香り | 穏やか | ふつう | 華やか |
---|---|---|---|
味わい | 軽快 | ふつう | 重厚 |
飲み口 | 甘口 | 中口 | 辛口 |
状態 | 火入 |
---|---|
酒米 | 非公開 |
精米歩合 | 非公開 |
日本酒度 | 非公開 |
酸度 | 非公開 |
産地 | 奈良県 |

【油長酒造】享保四年(1719年)創業。御所市内にある「風の森峠」という、緑豊かな葛城金剛山麓に位置する、1年中、心地よい風が駆け抜ける地が酒名の由来です。

【無濾過無加水生酒】1年を通して無濾過・無加水の生酒。品質を保つため、3季醸造で常に新酒を供給します。火入のお酒にはない「とろみ」の触感があり、舌の上で立体的に味わいを感じます。このテクスチャーが特徴です。

【風の森】無濾過・無加水・生酒・7号酵母に特化した看板商品。純米・純米吟醸などの特定名称を廃止し、純米奈良酒と表記。657、807など、左2桁は精米歩合、右1桁は使用酵母を表します
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