【蔵元訪問】御祖酒造
2019年3月に石川県の御祖酒造に初訪問しました。
福岡空港から約一時間半で小松空港に到着。
そこから酒蔵のある羽咋市まではかなり時間がかかるということで、
蔵元の藤田美穂社長と横道俊明杜氏がわざわざ空港まで出迎えていただけました。
まずは事務所でお茶を飲みながらゆっくり歓談。気づけば一時間ほど、、、
それからお二人と共に蔵内をじっくり見学させていただきました。
代表銘柄「遊穂」の定番酒はすべて数ヶ月の熟成を経て、しっかりと味乗りしてから
出荷されます。熟成の酒質設計は数々の銘酒蔵で腕を磨かれた横道杜氏の真髄です。
「遊穂に流行りの派手な香りはいりません、食事と一緒にいつも気づいたら飲んでる
日常酒として飲んでもらいたいです」とお二人は話します。
お話しするときは柔和な横道杜氏もタンクの中を見る目は鋭く、職人の一面を垣間見れました。
遊穂では生酛純米を山おろし純米と表記しています。それは、酛すりという一番キツい工程を、
専用のドリルを使っているので、生酛と表記するのはおこがましい、という理由からだそうです。
造ったお酒に味の違いは感じられなかったので、ドリルで時短しています。
遊穂の中で唯一藤田社長が造る「玉栄 漫画家ラベル」の裏話。
蔵の一角の部屋で福山雅治のポスターを壁一面貼り、集中して造っているそうです。
事務所に戻り、様々な種類の遊穂を試飲させていただきました。
熟成による味の違い、酒米による味の違い、造り手の説明を聞きながら試飲すると
感じ方が全く違い、とても勉強になりました。
その近くの料亭でお食事とお酒をご馳走になりました。
二時間以上食べて飲んで、心もお腹も一杯になりました。
(食べきれないほど食事をご用意いただき感謝です)
帰りも小松空港まで送っていただき、至れり尽くせり。
おすすめのお土産「娘娘万頭」を買って帰福しました。
社長と杜氏の暖かい人柄が遊穂の味わいに出ているのだと、改めて感じました。
九州には遊穂の特約店がほとんどないとのことで、より一層力をいれて拡販して参ります。
これから寒い季節。遊穂は燗上がりする酒質で本領発揮します。
ぜひお食事のお供に、派手さはないがどっしり腰をすえて飲める遊穂をどうぞ。